1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

日本学術会議の「監事」、1人を会議関係者から選任する妥協案…与党内には「甘すぎる」の声

読売新聞 / 2024年12月13日 23時6分

日本学術会議

 日本学術会議のあり方に関する内閣府の有識者懇談会(座長・岸輝雄東大名誉教授)が13日開かれた。争点の一つとなっていた、業務や財務を監査する2人の「監事」のあり方を巡り、内閣府側は1人を学術会議関係者から選任する妥協案を示した。

 内閣府はこれまで、政府が監事2人を任命する案を提示していたが、学術会議側は「独立性を損なう」などと反発していた。この日示された妥協案は、政府が任命する形式は維持しつつ、学術会議の元会員を監事とすることを想定しているという。

 一方で、学術会議の運営をチェックする監事に「身内」を入れることに対しては、与党内から「政府の対応は学術会議側に配慮しすぎで、甘すぎる」といった声も出ている。

 有識者懇談会は、月内の最終報告書の取りまとめを目指している。岸座長は記者団に「政府と学術会議の両方が努力をしてほしい」と強調し、双方に歩み寄りを求めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください