FAで熟考続く甲斐拓也、決断はいつに SB残留の雰囲気も...?「巨人」移籍の可能性は
J-CASTニュース / 2024年12月13日 16時4分
巨人の本拠地・東京ドーム
2024年オフシーズン、FA権を保有して去就が注目された選手たちが次々に決断を下している。
大城卓三(巨人)、坂本誠志郎(阪神)は権利を行使せずに残留を決断。大山悠輔(阪神)はFA権を行使し、巨人が獲得に向けてラブコールを送ったが、熟考の末に阪神残留を決断した。
FA宣言選手の来季去就が続々と決まる
今オフのFA市場で最も人気だったのが、石川柊太(ソフトバンク)だった。推定年俸1億2000万円で金銭補償、人的補償が必要ないこともあり、ヤクルト、巨人、オリックス、ロッテ、慰留に努めたソフトバンクの5球団の争奪戦に。最終的に石川は、ロッテ入団を決めた。
そして、メジャー挑戦を視野に入れていたとみられた九里亜蓮(広島)はオリックスに電撃入団を発表した。
まだ、去就を明らかにしていない選手もいる。
球界を代表する捕手として活躍している甲斐拓也(ソフトバンク)は巨人が獲得に乗り出し、残留を望むソフトバンクとの一騎打ちの様相になっている。
ソフトバンク残留がベスト?
スポーツ紙記者は
「FAで結論が長引くケースは、残留を決断するケースが多いです。甲斐も正捕手の立場を望むなら、ソフトバンク残留がベストだと思います。巨人は大城、岸田行倫、小林誠司と捕手に実力者がそろっています。新天地で投手との呼吸を合わせる作業が必要ですし、不動の正捕手としての地位を築くためには時間が必要です」
と分析する。
ソフトバンクの捕手は、海野隆司、嶺井博希、谷川原健太が出場機会を模索しているが、甲斐の牙城は堅い。
育成入団から慣れ親しんだソフトバンクで黄金時代の再構築を目指すか、新天地の巨人で進化を追い求めるか。
悩みに悩んだ末に出す結論が注目される。(中町顕吾)
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