神奈川大・中野剛監督「いつか箱根路に戻りたい」…温めた思い実現、母校率いて初陣へ
読売新聞 / 2024年12月31日 14時53分
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)が来年1月2、3日に行われるのを前に、主な出場校の監督に箱根路への思いを聞いた。今回は神奈川大・中野剛監督(51)。
「選手を万全の状態に」
選手としては、万全の状態で箱根駅伝に臨めたことが一度もありませんでした。4年の時(1995年)は、痛み止めの注射を打って出場し、何とかシード権の確保に貢献できました。97、98年の連覇につながるチームの急成長期。良い時にいたなあ、と思います。
卒業後、実業団の指導者を13年、務めました。その間に五輪選手を育成することもできましたが、「いつかは箱根に戻りたい」という思いがありました。
実業団と大学では全く違います。社会人は結果が重視され、生存競争も厳しい。学生は勉強と両立させないといけないが、プロ的な厳しさは必要ない。人間関係は築きやすいですね。うちの選手は純粋に箱根を目指し、人懐っこい子も多いので。指導者として、彼らを万全の状態で箱根の舞台に立たせたいです。
連覇したころのような強豪校に戻るのは、簡単ではない。3大駅伝に出場し続けるチームを作ることが、使命だと思っています。それができれば、優勝のチャンスが来るかもしれません。
なかの・つよし 和歌山県出身。神奈川大で箱根駅伝3度出場。実業団の佐川急便(現SGホールディングス)で選手、監督を経て、2021年から神奈川大コーチ。今季から監督に就任。
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