仏ロ首脳、ナゴルノ停戦交渉の必要性で一致 米は外相会談実施
ロイター / 2020年10月21日 5時38分
ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領は20日、ナゴルノカラバフ地域を巡るアルメニアとアゼルバイジャンの紛争について電話会談を行い、両国が再び停戦交渉をする必要があるとの考えで一致した。写真は6月の会談の様子(2020年 ロイター/Sputnik Photo Agency)
[モスクワ/パリ/エレバン/バクー 20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領は20日、ナゴルノカラバフ地域を巡るアルメニアとアゼルバイジャンの紛争について電話会談を行い、両国が再び停戦交渉をする必要があるとの考えで一致した。
仏ロは、旧ソ連時代から続くナゴルノカラバフ地域を巡る民族紛争の調停に向け欧州安保協力機構(OSCE)が設置した「ミンスクグループ」の共同議長国を米国とともに務めている。
アルメニアとアゼルバイジャン両国はこの日、それぞれの外相がポンペオ米国務長官と23日にワシントンで会談すると発表した。ただ、両国の外相が同時にポンペ長官と会談を行うのか、個別に会談するのかは明らかになっていない。
アゼルバイジャンは、バイラモフ外相がOSCEほか、ミンスクグループの代表とも会うと明らかにした。
米国務省はアルメニアとアゼルバイジャンの外相との会談について、現時点でコメントを発表していない。11月3日に米大統領選を控え、トランプ政権がナゴルノカラバフ問題で存在感を示そうとしている可能性がある。
紛争は9月27日に勃発。これまでにナゴルノカラバフでは兵士772人、民間人37人が死亡。アゼルバイジャンでは民間人61人が死亡、291人が負傷した。アゼルバイジャンは兵士の死亡数は明らかにしていない。1991─1994年のナゴルノカラバフ紛争では約3万人が犠牲になった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1モスクワ北西トベリ州にウクライナ無人機攻撃、大規模火災 住民避難
ロイター / 2024年9月18日 16時47分
-
2中国空母の接続水域航行「受け入れられず」、懸念を伝達=官房副長官
ロイター / 2024年9月18日 16時40分
-
3ジンバブエ、ゾウ200頭殺処分計画を釈明
AFPBB News / 2024年9月18日 12時25分
-
4米大統領選を左右するかもしれない「ハリスの大笑い」
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月18日 14時40分
-
5通学途中の日本人男児、中国・深センで何者かに刺される…6月には蘇州で母子ら襲撃
読売新聞 / 2024年9月18日 11時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください