サリバン駐ロシア米大使が一時帰国へ 対ロ関係を協議
ロイター / 2021年4月21日 5時52分
[モスクワ/ワシントン 20日 ロイター] - 米国のサリバン駐ロシア大使は20日、バイデン政権高官と協議するために今週、一時帰国することを明らかにした。米ロの緊張が高まる中、ロシアは先週、サリバン氏に一時帰国を勧告していた。
サリバン氏は米大使館のサイトに掲載された声明で「バイデン政権の新たな同僚とワシントンで現在の米ロ関係について直接協議することが重要だと考えている」と表明した。
数週間でロシアに戻るとし、バイデン大統領とプーチン・ロシア大統領の会談が行われれば、その前にモスクワに戻っていると説明した。
米政府は15日、ロシアによる昨年の米大統領選への介入やサイバー攻撃など「悪質」な活動に対する報復として、包括的な制裁措置を発動した。これに対しロシアのラブロフ外相は16日、米外交官10人の国外退去を求めると発表した。
米ロ間の緊張が高まっているがロシア政府はこれまでのところバイデン氏が提案した首脳会談を拒否していない。プーチン氏は22日、バイデン氏が主催するオンラインによる気候変動サミットで演説する予定。
ホワイトハウスのサキ報道官は記者団に対し、サリバン大使が帰国中にバイデン大統領に面会するかついては承知していないとし、同大使は「近くモスクワに戻る」と述べた。
国務省のプライス報道官は、バイデン政権が「ロシアに対する新たなアプローチ」を策定する中、サリバン大使の一時帰国は格好の機会になるとの考えを示した。
*情報を追加しました。
この記事に関連するニュース
-
米、ウクライナに長距離ミサイル供与 既に実戦使用
ロイター / 2024年4月25日 10時58分
-
米大統領、イスラエルとの連帯強調 イランによる攻撃受け
ロイター / 2024年4月14日 9時56分
-
ロシア、駐ロ日本大使に懸念伝達 日米軍事協力の深化は「危険」
ロイター / 2024年4月13日 1時12分
-
イエレン米財務長官が訪中。日本を取り巻く「最大マクロ」の行方
トウシル / 2024年4月11日 7時30分
-
米大統領補佐官が今週サウジ訪問、皇太子と会談へ
ロイター / 2024年4月2日 14時29分
ランキング
-
1米軍がニジェールから撤収へ アフリカの過激派監視拠点 ロシアは軍事顧問派遣、強まる影響力
産経ニュース / 2024年4月25日 17時18分
-
2中国の産業スパイ活動に警戒すべき、独情報機関が国内企業に警告
ロイター / 2024年4月25日 1時5分
-
3[深層NEWS]北朝鮮の弾道ミサイルは「韓国の軍事基地が目標」…小原凡司氏
読売新聞 / 2024年4月25日 0時8分
-
4北朝鮮、岸田首相の真榊奉納を非難
時事通信 / 2024年4月25日 12時9分
-
5ロシア情報機関、国防次官を拘束…業務関連契約で不正な利益を得ようとした疑い
読売新聞 / 2024年4月25日 13時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください