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ベトナム首相、経済復興に決意 コロナで労働者と供給網に打撃

ロイター / 2021年10月20日 14時25分

 10月20日、ベトナムのファム・ミン・チン首相(写真)は、2021年の同国の輸出は10.7%増加し、インフレ率は年間で4%未満にとどまるとの見通しを示し、経済復興を必ず果たすと表明した。写真は8月ベトナムの首都ハノイでの代表撮影(2021年/ロイター)

[ハノイ 20日 ロイター] - ベトナムのファム・ミン・チン首相は20日、2021年の同国の輸出は10.7%増加し、インフレ率は年間で4%未満にとどまるとの見通しを示し、経済復興を必ず果たすと表明した。

新型コロナウイルス対策の行動制限で供給網は混乱し、主要産業の労働者が悪影響を受けており、第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.17%減と、四半期として最大の落ち込みとなった。

首相は議会で、来年のGDP成長率は6.0─6.5%に持ち直すとの予測を示し、政府はインフレ率を4%に抑えることを目指していると述べた。

「22年の目標を達成するのは重い任務だが、われわれは必ず経済の復興を果たす」と強調。物価上昇のリスクがあり、供給網は混乱し、労働者の暮らしは大きな打撃を受けたと指摘した。

ベトナムは5月まではコロナ感染をおおむね抑制できていたが、最大都市ホーチミンのデルタ株感染拡大を受けて社会および企業活動の制限が敷かれた。

政府は今月、今年の衣料品輸出が340億ドルと、390億ドルの目標には届かない見込みで、工場従業員は年末までに35─37%の不足に陥るとの見通しを示した。ホーチミンではロックダウン(封鎖措置)が先月解除されて以降、感染の波が再び訪れることを恐れる労働者の大量流出が起きている。

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