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米地銀、第1四半期に預金流出相次ぐ 金利収入頭打ちに

ロイター / 2023年4月20日 23時56分

[20日 ロイター] - 米地方銀行で2023年第1・四半期に預金残高が相次いで減ったことが分かった。銀行部門への信頼が揺らいだのを背景に、顧客がより大手の金融機関に乗り換えたり、マネーマーケットファンド(MMF)に資金を移したりする動きが響いた。

フィフス・サード・バンコープ、コメリカ、トゥルイスト・フィナンシャル、キーコープの各行は預金が流出し、これまで1年の米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを追い風にした金利収入の増加が頭打ちとなった。

20日に四半期決算を発表した銀行のうち平均預金残高が増えたのは、前期より4億7200万ドル増えたハンティントン・バンクシェアーズだけだった。

米大手金融機関のバンク・オブ・アメリカ(BofA) 、シティグループ、ウェルズ・ファーゴも預金残高が1─3%減。預金者に払う金利の引き上げ幅が依然低調なのが敬遠された。

アナリストらは銀行が利回りを上げない限り、顧客はより高いリターンをもたらす他の資産へのシフトを続けると予想している。

コメリカの最高財務責任者(CFO)は20日の電話会見で、23年の預金残高が前年比で約12%─14%減るとの見通しを示した。

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