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欧米、イラクのスウェーデン大使館攻撃を非難

ロイター / 2023年7月21日 2時41分

米国は20日、イラクの首都バグダッドでデモ隊がスウェーデン大使館に放火したことを強く非難し、イラクの治安部隊がデモ隊による公館侵入を阻止しなかったことは「容認できない」と批判した。写真葉7月20日、イラクの首都バグダッドにあるスウェーデン大使館付近で治安部隊と衝突するデモ参加者(2023年 ロイター/Ahmed Saad)

[ワシントン 20日 ロイター] - 米国は20日、イラクの首都バグダッドでデモ隊がスウェーデン大使館に放火したことを強く非難し、イラクの治安部隊がデモ隊による公館侵入を阻止しなかったことは「容認できない」と批判した。

米国務省のミラー報道官は「平和的な集会の自由は民主主義に不可欠だが、昨夜(20日未明)起きたことは不法な暴力行為」と非難し、「在外公館は暴力の標的になってはならない」と述べた。

デモ隊は数百人規模で、スウェーデンの首都ストックホルムにあるイラク大使館前で集会を開催する許可が出され、イスラム教の聖典コーランを燃やすデモが再び起きることに抗議するものだった。

イラク首相府は声明で、バグダッドのスウェーデン大使館に火がつけられたことを強く非難。こうした行為は治安違反だとし、外交使節団を保護すると表明した。同時に「スウェーデン政府に対し、スウェーデン国内でコーランが焼却される事件が再び発生すれば、外交関係を断絶する必要に迫られると通告した」とし、駐イラクのスウェーデン大使に国外退去を求めた。

欧州連合(EU)も、バグダッドのスウェーデン大使館が襲撃されたことを非難するとともに、速やかなイラクとスウェーデンの関係正常化を望むとした。

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