日産とルノーの決算は「惨め」─ゴーン被告=仏紙
ロイター / 2020年7月20日 9時25分
7月19日、日産自動車と仏ルノーの前会長であるカルロス・ゴーン被告(写真)は、同日付の仏紙ル・パリジャンのインタビューで、古巣の2社の決算は「惨めだ」と酷評し、新型コロナウイルス危機よりも共同経営体制を欠いたことが要因との見方を示した。ベイルートで1月撮影(2020年 ロイター/Mohamed Azakir)
[パリ 19日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>と仏ルノー
ゴーン被告は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)と会社法違反(特別背任)の罪で起訴され保釈中だった昨年12月、レバノンに逃亡した。本人は容疑を否認している。
ゴーン被告は、インタビューで「両社の提携に対する市場の信頼に問題がある。個人的には、日産とルノーの決算は惨めだと感じる。両社は内向きになっている。両社の間にもはや経営の真の融合はなく、不信感が漂う」と語った。
同被告はまた、2018年11月─2020年6月までの株価の下落率に言及。日産が55%、ルノーが70%下げたのに対し、ライバルのゼネラル・モーターズ(GM)
フランス検察当局は、ゴーン被告によるルノーの資金の流用疑惑を捜査中。13日にフランスに召喚したが、被告は姿を見せなかった。
これについて、ゴーン被告は「手続き上の問題がある。日本政府が私の国際手配を要請したため、私のパスポートはレバノン当局が持っている」と説明。「私の身の安全が守られ、移動の自由が保証されることを確かめたい」とも述べた。
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