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中国テンセント、第1四半期は65%増益 ゲーム事業が好調

ロイター / 2021年5月20日 19時29分

 5月20日、中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が発表した第1・四半期決算は、市場予想を上回る65%の増益となった。写真は会社のロゴ。2019年10月に浙江省で撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[香港 20日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が20日発表した第1・四半期決算は、市場予想を上回る65%の増益となった。

国内外でビデオゲームの利用者が急増した。

第1・四半期は477億7000万元(74億2000万ドル)の黒字。リフィニティブがまとめた市場予想は354億5000万元の黒字だった。

売上高は25%増の1353億元。市場予想は1343億9000万元だった。オンラインゲームによる収入は17%増。

中国政府はネット大手に対する独占禁止法調査を強化しており、ロイターは先月、テンセントが少なくとも100億元の罰金の支払いを命じられる可能性があると報じた。

テンセントは、この問題についてコメントを控えている。

テンセント傘下の音楽配信サービス会社テンセント・ミュージックは今週、中国規制当局による監視が強化されていると表明した。

動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」「抖音(Douyin)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)との競争も激化している。バイトダンスは今年、ゲーム会社を買収し、ゲーム事業を拡大している。

テンセントは売上高の32%をビデオゲームで稼いでいる。先週開催したゲーム関連の年次会合では60タイトル以上の新作ゲームを発表。任天堂と提携して年内にポケモンゲームを投入することも検討している。

テンセントは「ゲーム開発への投資を強化している。特に世界中のユーザーにアピールできる大規模で質の高いゲームを重視する」と表明した。

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