暗号資産に潜在リスク、今夏に参考資料公表へ=FRB議長
ロイター / 2021年5月21日 4時0分
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は20日、暗号資産(仮想通貨)について、利用者や金融システム全般に潜在的なリスクをもたらす可能性があるとした上で、中央銀行デジタル通貨に絡む利益やリスクに焦点を当て、デジタル決済に関する考え方の概要をまとめた参考資料を今夏に公表すると明らかにした。写真は2019年3月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は20日、暗号資産(仮想通貨)について、利用者や金融システム全般に潜在的なリスクをもたらす可能性があるとした上で、中央銀行デジタル通貨に絡む利益やリスクに焦点を当て、デジタル決済に関する考え方の概要をまとめた参考資料を今夏に公表すると明らかにした。手続きの一環として意見公募も行う。
ビデオメッセージの中で、中銀のデジタル通貨が消費者や企業に資することを確認したいと表明。ただ、暗号通貨は価値の変動が大きく、これまでのところ便利な決済手段としては機能していないと指摘した。
また、技術革新に伴い「適切な規制と監視の枠組みにも注意を払う必要がある。これには銀行や投資会社、その他の金融仲介機関に適用される伝統的な規制の枠組みから外れた民間の新興企業も含まれる」とした。
ボストン地区連銀は現在、マサチューセッツ工科大学(MIT)と協力して中銀デジタル通貨に関する研究を行っており、第3・四半期にもその成果を発表する予定だ。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1医療脱毛大手「アリシアクリニック」突然の破産申請 契約した人は…
日テレNEWS NNN / 2024年12月10日 20時18分
-
2日産自動車、CFOや海外子会社トップを交代…業績不振受け経営再建の姿勢を明確化
読売新聞 / 2024年12月10日 23時41分
-
3災害時の店舗状況「見える化」…セブンイレブンがシステム公開
日テレNEWS NNN / 2024年12月10日 22時39分
-
4為替相場 11日(日本時間 7時)
共同通信 / 2024年12月11日 7時0分
-
5「イデコ」掛け金、引き上げ=限度額を月7000円―政府・与党
時事通信 / 2024年12月10日 21時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください