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FRB、供給網悪化なら一段の措置必要に=ミネアポリス連銀総裁

ロイター / 2022年4月20日 11時42分

 4月19日、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、新型コロナウイルス感染抑制のために中国が導入しているロックダウン(都市封鎖)により世界のサプライチェーン(供給網)が一段と混乱すれば、インフレ率の押し下げに向けて連邦準備理事会(FRB)はさらに積極的な措置を取る必要が出てくるとの認識を示した。ニューヨークで2019年3月撮影(2022年 ロイター/Shannon Stapleton)

[19日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は19日、新型コロナウイルス感染抑制のために中国が導入しているロックダウン(都市封鎖)により世界のサプライチェーン(供給網)が一段と混乱すれば、インフレ率の押し下げに向けて連邦準備理事会(FRB)はさらに積極的な措置を取る必要が出てくるとの認識を示した。大学でのイベントで講演した。

最良のシナリオは、パンデミック(世界的大流行)が収束し、サプライチェーン改善により供給が再開することだと指摘。そうならなければ、「われわれの仕事は一層困難になるだろう。金融政策手段を活用し、インフレを押し下げるため一段の措置が必要になる」と述べた。

さらに、来年の米経済がどのような状態になるかは新型コロナとウクライナの状況次第だとの見方を示した。

同総裁の発言は、FRBのインフレ対応の成否が、FRBがコントロールできない要因に左右されていることを浮き彫りにしている。

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