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グレタさんが独首相と会談、「長期的に考える勇気」求める

ロイター / 2020年8月21日 11時47分

 8月20日、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが活動家仲間を交えてドイツのメルケル首相と90分間会談し、「長期的に考える勇気を持ってほしい」と求めた。ストックホルムで4月撮影。提供写真(2020年 ロイター/TT News Agency)

[ベルリン 20日 ロイター] - スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが20日、活動家仲間を交えてドイツのメルケル首相と90分間会談し、「長期的に考える勇気を持ってほしい」と求めた。

会談で両者は、気候危機や地球温暖化対策などについて話し合った。

現在ドイツは、欧州連合(EU)議長国を務めている。

政府報道官によると、メルケル氏は首相官邸で行われた会談で、議長国としての気候変動政策を説明。域内の二酸化炭素(CO2)排出を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すとの目標や、2030年までに温室効果ガス排出を削減する暫定目標などに言及した。

グレタさんは会談後記者団に、メルケル首相は友好的で大変親しみやすかったと話す一方、同首相には気候変動対策において世界の指導者となる大きな責任と機会があると指摘した。

グレタさんは「われわれが求めているのは指導者だ。人々に、快適な領域から脱出し、われわれの将来を優先し、長期的に考える勇気をもってほしい」と語った。また仲間とともに、より緊急性を持って気候変動に対応するようメルケル氏に要請したと付け加えた。

政府報道官は、首相とグレタさんらは地球温暖化は世界にとっての課題となっており、先進国にはその対策を講じる特別な責任があるとの見解で一致したと説明した。

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