中国初のmRNAコロナワクチン、製造施設の建設開始=メディア
ロイター / 2020年12月21日 17時36分
12月21日、中国国営メディアは同国初となるメッセンジャーRNA(mRNA)型の新型コロナウイルス・ワクチンの製造施設の建設が始まったと報じた。写真はワクチンのイメージ画像。10月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
[北京 21日 ロイター] - 中国国営メディアは21日、同国初となるメッセンジャーRNA(mRNA)型の新型コロナウイルス・ワクチンの製造施設の建設が始まったと報じた。
mRNAは細胞内でウイルスのたんぱく質を作らせる技術。米バイオ医薬品企業モデルナのワクチンや、米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンにも、この技術が利用されている。
中国初のmRNAワクチン候補「ARCoV」(ARCoVax)を共同開発しているのは、中国人民解放軍の軍事科学院、雲南沃森生物技術、蘇州艾博生物科技。
国営メディアの中国新聞社によると、現在、臨床試験の初期段階にあるが、8カ月以内に利用可能になる可能性があるという。
製造施設の第1期の年間生産能力は1億2000万回分となる見通し。
中国では現在、少なくとも5つのワクチン候補が第3相臨床試験の段階にあり、このうち3つのワクチンが、政府の緊急接種計画の下で、感染リスクが高い人に投与されている。この3つのワクチンはいずれも従来型の不活化ワクチン。
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