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エリザベス英女王、夫への追悼の意に「深く感動」

ロイター / 2021年4月22日 0時34分

英国のエリザベス女王は21日、夫のフィリップ殿下が今月初めに亡くなって以来、初めてとなる声明を発表し、多くの追悼の意に深く感動したと心のうちを明かした。写真は4月17日、ウィンザーで撮影(2021年 ロイター/Yui Mok/Pool via REUTERS/File Photo)

[ロンドン 21日 ロイター] - 英国のエリザベス女王は21日、夫のフィリップ殿下が今月初めに亡くなって以来、初めてとなる声明を発表し、多くの追悼の意に深く感動したと心のうちを明かした。

エリザベス女王はこの日、95歳の誕生日を迎えた。フィリップ殿下は4月9日に99歳で死去。17日にウィンザー城で葬儀が行われた。

エリザベス女王は「家族全員、深い悲しみに包まれているものの、英国や英連邦、世界各国から寄せられた夫への追悼文に痛みが和らいだ」とコメント。「家族と私は、ここ数日間の支えと優しさに感謝している。私たちは深く感動し、夫が人生を通して多くの人に多大な影響を与えたことを改めて身に染みて感じた」とつづった。

在位期間が最長のエリザベス女王はウィンザー城で誕生日を過ごした。伝統的に誕生日の式典はほとんど、もしくはまったく行われないが、今年は王室が2週間の服喪期間中のため、恒例のロンドン塔とハイドパークでの祝砲も撃たれないなど、さらに静かな誕生日となった。

女王は「本日の95歳の誕生日にたくさんの祝福の言葉を頂き、非常に感謝している」と謝意を示した。

英国国教会最高位のウェルビー・カンタベリー大主教はロイターに対して「土曜日の葬儀に出席した。女王はいつものように、自身よりもほかの人たちを気遣っていた。誕生日のこの日もそうだろう」とした上で、「女王は『私が最も偉い』という姿勢をとらない。『自分よりもほかの人を気遣う』という精神だ。彼女は類いまれな人物だ」と話した。

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