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韓国ポスコホールディングス、第2四半期は減益 原材料費が高騰

ロイター / 2022年7月21日 18時56分

7月21日、韓国の鉄鋼大手ポスコの持ち株会社ポスコ・ホールディングスが発表した第2・四半期決算は、営業利益が4.5%減と自社予想に沿った結果となった。写真はポスコのロゴ。ソウルで2016年7月撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の鉄鋼大手ポスコの持ち株会社ポスコ・ホールディングスが21日発表した第2・四半期決算は、営業利益が4.5%減と自社予想に沿った結果となった。製品価格を引き上げたが原材料コストの急増に追い付かなかった。

連結営業利益は前年同期の2兆2000億ウォンから2兆1000億ウォン(16億1000万ドル)に減少した。売上高は25.7%増の23兆ウォンと過去最高となった。

アナリストは一部製品の価格を引き上げたが、原料炭の価格高騰が上回ったと指摘した。第3・四半期は需要低迷により鉄鋼価格の下落が予想されるため、営業利益は前期から減少する可能性が高いとしている。

ハナ・フィナンシャル・インベストメントのアナリストは、中国の需要低迷が商品価格を圧迫していると指摘。「ロックダウン(都市封鎖)は解除されたが、中国の需要は6月には全く回復せず予想外だった」と述べた。

元大証券のアナリストは、中国の豪雨と熱波も鉄鋼需要を減退させていると分析した。9─10月を前に企業が在庫を確保するため、市況は改善されると予想した。

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