先行き金融政策見通しの不透明感高まる=クックFRB理事
ロイター / 2023年4月22日 6時23分
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は21日、金融政策の次の段階に対する見通しは不透明感が高まってきたと述べた。
同理事はジョージタウン大学で講演し「ここ数カ月の経済指標で明らかになった経済の勢いの強さが、銀行問題に対抗し得るか否かを考慮している」と述べた。「資金調達条件の引き締めが経済に大きな逆風となる場合、政策金利の適切な水準は、それがない場合よりも低くなるかも知れない」と述べる一方、「指標が経済の持続的な強さとディスインフレの緩慢さを示すなら、われわれにはもっとやるべきことがある」とした。
また、インフレ率は低下傾向にあるが、基礎的な物価圧力は依然として強く、経済に根付いていると指摘。ただ、住宅部門のインフレが冷え込む兆候を指摘し、2月個人消費支出(PCE)価格指数は前年比5%上昇となったが、3月には4%上昇に鈍化する可能性があるとの見通しを示した。
さらに、労働市場は依然として堅調だが、それも緩和し始める兆しがあるとも指摘した。
この記事に関連するニュース
-
FRBの追加利上げなお必要、インフレ鈍化に向け=ボウマン理事
ロイター / 2023年11月29日 1時28分
-
インフレの不確実性、強力な政策対応を正当化も=FRB副議長
ロイター / 2023年11月14日 20時29分
-
追加利上げ必要かなお不明、FRBの仕事終わっていない=リッチモンド連銀総裁
ロイター / 2023年11月10日 3時1分
-
米長期債利回り上昇、利上げ期待に関連せず=クックFRB理事
ロイター / 2023年11月7日 6時9分
-
米FRB、政策金利の誘導目標を2会合連続で据え置き、長期債の利回り上昇が新たな考慮事項(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2023年11月2日 15時20分
ランキング
-
1中間貯蔵に懸念相次ぐ=中国電、周辺自治体を行脚―山口
時事通信 / 2023年11月30日 18時41分
-
2「若者に日本語が通じない」学者が明かす根本理由 うまく意思疎通ができない言葉の"落とし穴"
東洋経済オンライン / 2023年12月1日 9時0分
-
3大手4銀行が12月適用の住宅ローン金利を発表 各行で判断分かれる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2023年11月30日 19時14分
-
4連合賃上げ、5%以上要求へ 来春闘方針、中央委で決定
共同通信 / 2023年12月1日 12時6分
-
5IHIの過去最大赤字を招いた「割に合わない」契約 航空エンジンに問題で「1兆円損失」を応分負担
東洋経済オンライン / 2023年12月1日 7時50分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
