ロシア大使、日本に「深刻な結果」警告 パトリオット輸出巡り
ロイター / 2024年3月23日 1時50分
ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使は、米国のライセンスに基づき日本で生産された迎撃ミサイル「パトリオット」が最終的にウクライナの手に渡れば、日本は報復措置を含む深刻な結果に直面すると警告した。国営ロシア通信(RIA)が22日、報じた。 (2024年 ロイター/Brian Snyder)
[モスクワ 22日 ロイター] - ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使は、米国のライセンスに基づき日本で生産された迎撃ミサイル「パトリオット」が最終的にウクライナの手に渡れば、日本は報復措置を含む深刻な結果に直面すると警告した。国営ロシア通信(RIA)が22日、報じた。
ノズドレフ大使は、日本が昨年末に武器の輸出制限を巡る指針の運用を緩和したことを受け、ロシアは日本から輸出される武器が最終的にどこに行き着くか注意深く見守っていると言及。特に、米国のライセンスに基づき日本で生産されたパトリオットミサイルが米国に輸出され、その後ウクライナに供与されるかをロシアは注視していると述べた。
その上で「パトリオットミサイルがウクライナの手に渡ることがないよう注意深く見守っていく」とし、「その場合、報復措置が発動されるなど、日ロ関係に深刻な影響が及ぶ」と語った。
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