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東京株式市場・大引け=大幅反発、米株高を好感 前週下落分の半値戻し

ロイター / 2021年8月23日 17時43分

8月23日、東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。写真は東証、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。前週末の米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた後も堅調に推移し、後場には一段高となった。日経平均は前週に約964円下落した反動もあり、自律反発狙いの買いも先行。日経平均は前週の下落分の半値戻しの水準まで回復した。

日経平均は米株高を好感して高く始まった後も上げ幅を拡大し、後場では528円38銭高の2万7541円63銭で高値を付けた。前週末の米株高のほか、時間外取引の米株先物やアジア株が底堅く推移したことも支えになった。

TOPIXも反発し1.83%高の1915.14ポイントで引けた。東証1部の売買代金は2兆3103億5400万円。東証33業種では、鉱業を除く32業種が値上がり。海運業、輸送用機器、電気機器、機械、倉庫・運輸関連などが値上がり率上位となった。

市場では「先週は売られ過ぎていたため、リスクが後退したというよりは、自律反発の領域内とみている」(国内証券)との声が聞かれた。「依然として神経質な相場で、経済指標が良ければテーパリング(量的緩和の段階的縮小)懸念で、悪ければ景気回復が鈍化するとの懸念で、いずれも株安となるリスクがある」(同)という。週末に近づくと、手仕舞いムードが強まるとの見方が多かった。

個別では、トヨタ自動車が6営業日ぶりに反発。全体の地合いが反転したことを受け、押し目買いが流入した。

そのほか、日本郵船、商船三井、川崎汽船などの海運株がしっかり。日本郵船は東証1部の売買代金でトップとなった。前週後半の下落相場で売りが一巡したとの見方から、押し目買いが優勢となった。

ソフトバンクグループは3日続落し1.07%安。連日の年初来安値更新となった。住友大阪セメントも軟調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり1939銘柄(88%)に対し、値下がりが201銘柄(9%)、変わらずが50銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 27494.24 +480.99 27193.10 27193.10─27541.63

TOPIX 1915.14 +34.46 1897.91 1897.91─1918.57

東証出来高(万株) 94416.00 東証売買代金(億円) 23103.54

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