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ファイザーのRSVワクチン、米FDAが高リスク成人への接種承認

ロイター / 2024年10月23日 13時49分

米食品医薬品局(FDA)は22日、米製薬大手ファイザーが開発した呼吸器合胞体ウイルス(RSV)向けワクチンについて、RSVによる下気道疾患のリスクの高い18歳から59歳の成人への使用を承認した。写真はRSVワクチンの製造工程。提供写真。(2024年 ロイター/ Pfizer/Handout via REUTERS)

[22日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は22日、米製薬大手ファイザーが開発した呼吸器合胞体ウイルス(RSV)向けワクチンについて、RSVによる下気道疾患のリスクの高い18歳から59歳の成人への使用を承認した。

承認は、18歳以上の免疫不全症の成人を対象に2回の接種を行った後期臨床試験の結果に基づいている。

米疾病対策センター(CDC)は6月、今年同ワクチンの使用を推奨する年齢層を絞り込み、60歳未満の成人への使用推奨を見送った。現在は75歳以上と、RSV感染症が重症化するリスクの高い60─74歳を対象に接種を推奨している。

FDAが承認した層での使用には、CDCの推奨も必要になる。

CDCの諮問委員らは今週開かれる会合でファイザーのデータを協議するが、推奨の対象を広げるかどうかについての採決は行わない見込み。

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