中国シノファーム、コロナワクチン試験が年内完了も=報道
ロイター / 2020年7月23日 17時8分
中国国営メディアは7月23日、中国医薬集団(シノファーム)が開発する新型コロナウイルスのワクチン候補について、今年末までに一般利用に向けた準備が整う可能性があると報じた。写真は会社のロゴ。2016年3月撮影(2016年 ロイター/Bobby Yip)
[北京 23日 ロイター] - 中国国営メディアは23日、中国医薬集団(シノファーム)が開発する新型コロナウイルスのワクチン候補について、今年末までに一般利用に向けた準備が整う可能性があると報じた。これまで利用可能になるのは2021年とみられていた。
シノファームのLiu Jingzhen会長は、国営テレビの中国中央電視台(CCTV)に対し、後期の臨床試験を約3カ月以内に完了する見通しだと述べた。
2つの新型コロナワクチン開発プロジェクトを手掛ける同社傘下の中国生物技術(CNBG)は6月、被験者の不足で大規模な臨床試験の実施が遅れているため、少なくとも2021年までは販売の準備が整わない可能性があるとしていた。
しかしその後、中国は臨床試験の場所を海外に移し、そうした課題を克服している。
シノファームはアラブ首長国連邦(UAE)で約1万5000人の被験者を対象に後期臨床試験を実施中。
中国シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)
この記事に関連するニュース
-
「ゼップバウンド」減量効果が「ウゴービ」上回る、初の比較臨床試験
ロイター / 2024年12月5日 11時6分
-
韓国におけるダリドレキサントの第III相臨床試験で最初の被験者を組み入れ
PR TIMES / 2024年12月5日 10時45分
-
ギリアド、革新的なHIV治療ポートフォリオとパイプラインの研究データを発表、科学的リーダーシップを強調
共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 11時0分
-
2024年版医薬品アクセスインデックス:製薬企業は、低中所得国の患者への医薬品アクセスに依然として最大限の努力をしていないことが明らかに
PR TIMES / 2024年11月20日 13時15分
-
Infinitopes、SITC 2024でがんワクチン開発における画期的な進展:二重盲検および第I/IIa相臨床試験に関する知見を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年11月11日 9時50分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください