1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

米国務長官、アフガン支援の削減を表明 大統領と政敵の対立仲介失敗受け

ロイター / 2020年3月24日 16時41分

 3月23日、ポンペオ米国務長官(左)は、アフガニスタン支援を10億ドル削減すると発表した。ガニ大統領(右)と政敵で行政長官だったアブドラ氏の選挙結果を巡る対立の仲介が失敗に終わったのを受けたもの。提供写真(2020年 ロイター)

[ドーハ/カブール 23日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は23日、アフガニスタン支援を10億ドル削減すると発表した。ガニ大統領と政敵で行政長官だったアブドラ氏の選挙結果を巡る対立の仲介が失敗に終わったのを受けたもの。この対立で、米国主導の和平交渉が脅かされる事態となっていた。

ポンペオ長官は声明で、米国は2021年の支援も同額削減するよう見直しているとし、アフガン支援国会議への協力も再考するとした。

そのうえでガニ大統領とアブドラ元行政長官が「挙国一致政権樹立で合意できなかったことを深く憂慮する。合意の失敗は米国とアフガンの関係を損なう」と述べた。

一方でポンペオ長官はアフガンからの帰国途上、記者団に対し、両者が合意すれば削減を取りやめる可能性も指摘した。また2月29日にタリバンと合意した条件付米軍撤退を継続しながら、アフガンの治安部隊への支援継続を表明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください