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日経平均は小幅続伸、アパレル関連が堅調

ロイター / 2020年6月24日 11時51分

 6月24日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比27円58銭高の2万2576円63銭となり、小幅に続伸した。2018年11月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比27円58銭高の2万2576円63銭となり、小幅に続伸した。小反落で寄り付いた後、プラス転換してじりじり上げ幅を拡大したが、積極的な買い材料に乏しく、前引けにかけて伸び悩んだ。個別ではファーストリテイリング<9983.T>が買われ、指数の下支えとなった。

日経平均への寄与度の高いファーストリテは0.93%高で前場の取引を終了。1銘柄で指数を約21円押し上げる要因となった。西松屋チェーン<7545.T>やしまむら<8227.T>が直近発表した6月の既存店売上高が堅調だった流れを受け、「ファストファッション銘柄への買いが目立った」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)という。ハニーズホールディングス<2792.T>、アダストリア<2685.T>、ユナイテッドアローズ<7606.T>なども上昇した。

TOPIXは0.29%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9649億円。東証1部の騰落数は、値上がりが704銘柄に対し、値下がりが1351銘柄と、値下がりの方が多く、全体的に上値の重さが意識された。東証33業種では海運、石油・石炭製品、電気・ガス、鉱業、建設などが値下がり率上位に入った。

このほか個別では、石川製作所<6208.T>、豊和工業<6203.T>など防衛関連株の一角が軟調だった。北朝鮮が韓国に対する軍事行動計画の延期を決定した、と朝鮮中央通信社(KCNA)が伝え、地政学リスクがいったん後退したことが材料視された。

日経平均は小幅高、2万2500円台後半で推移している。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>がしっかりした動きとなり相場の下支えとなっているが、全体的には利益確定売りなどで上値が重くなってきた。

日経平均は強もちあい。2万2600円台で推移している。好地合いを引き継いでいるものの、方向感を欠く展開となっており、商いも細り気味。個別では値下がり銘柄の方が多い。

市場では「商いが薄くなると、前日のように少しのきっかけで値が上下に大きく振れるようになる。その点を意識した方が良さそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比8円04銭安の2万2541円01銭となり、小反落で始まる。ただ、売り一巡後はすかさず買いが入り、すぐにプラス圏に浮上。一方、きょうマザーズ市場に上場したIPO3銘柄はいずれも買い気配を切り上げる展開となっている。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、きょうマザーズ市場に上場するフィーチャ<4052.T>、ロコガイド<4497.T>、コパ・コーポレーション<7689.T>の3銘柄は、いずれも大幅な買い超過となっている。

一方、トヨタ自動車<7203.T>、キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>などの主力の輸出関連株や、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>は売り買いが交錯。東京エレクトロン<8035.T>は売り優勢となっている。

*内容を追加します

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