トランプ氏、マナフォート元選対本部長や朋友ストーン被告に恩赦
ロイター / 2020年12月24日 12時32分
トランプ米大統領は23日、2016年の米大統領選で自身の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート被告(写真)、元側近で朋友のロジャー・ストーン被告、娘婿の父親で不動産デベロッパーのチャールズ・クシュナー氏らに恩赦を与えた。2019年6月撮影(2020年 ロイター/Eduardo Munoz)
[パームビーチ(米フロリダ州) 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、2016年の米大統領選で自身の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート被告、元側近で朋友のロジャー・ストーン被告、娘婿の父親で不動産デベロッパーのチャールズ・クシュナー氏らに恩赦を与えた。
マナフォート被告は16年の大統領選へのロシア介入を巡るモラー特別検察官の捜査に関連し、有罪判決を受けた。
トランプ氏はこれまでに、議会への偽証罪で有罪判決を受けたストーン被告の刑を減刑していた。
トランプ氏は前日にも、元側近のジョージ・パパドプロス氏ら15人に恩赦を与えている。
23日は計26人の恩赦、3人の減刑が発表された。来年1月20日の退任を前にさらに多くの恩赦を発表するとみられる。
娘婿ジャレッド・クシュナー氏の父親であるチャールズ・クシュナー氏は2004年に脱税、証人買収、選挙資金の違法献金などの罪状を認め、禁錮2年の判決を受けた。
トランプ氏はモラー氏のロシア疑惑捜査を「魔女狩り」だと繰り返し批判してきた。一連の恩赦は捜査結果に対抗することに主眼が置かれている。
これに対し共和党のベン・サス上院議員は「腐りきっている」との声明を出して23日の恩赦を批判した。
ロシア疑惑で起訴された主要な側近では、マナフォート被告、ストーン被告、パパドプロス氏以外に、元大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン氏の恩赦を決めている。
ニューヨーク・マンハッタン地区検察局はマナフォート氏を訴え続けると表明。検察は不動産ローン詐欺などの罪で同氏を訴えたが、同じ罪で2回処罰することを禁じる一事不再理を理由に裁判所に退けられていた。
*共和党議員の反応などを追加しました
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