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24日の日経平均は反落、484円安に

ロイター / 2021年2月24日 16時2分

東京株式市場で日経平均は反落した。写真は、取引時間中の東証内部。2020年10月2日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 24日 ロイター] -

日経平均

終値 29671.70 -484.33

寄り付き 30020.11

安値/高値 29,671.70─30,089.59

TOPIX

終値 1903.07 -35.28

寄り付き 1934.48

安値/高値 1,903.07─1,934.51

東証出来高(万株) 157041

東証売買代金(億円) 34613.37

東京株式市場で日経平均は反落した。23日の米国株式市場でのグロース株の軟調な流れが波及し、東京株式市場ではこのところ高値圏で推移していた値がさ株を中心に利益確定売りが優勢となった。日経平均、TOPIXは1日を通して下げ幅を拡大し、ともに安値引けとなった。

日経平均は反落スタート後、間もなく3万円を割り込んだ。米株安のほか、香港ハンセン指数、上海総合指数などのアジア株や時間外取引での米株先物の軟調な動きが嫌気された。ただ、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったことや、緊急事態宣言の解除を求める動きが一部地域で進んでいることを受け、経済活動の正常化への期待から出遅れ銘柄を買い戻す動きは活発化した。

個別では、ソフトバンクグループ、ファナック、東京エレクトロン、エムスリーなどの値がさ株が売られ、4銘柄で日経平均を約250円押し下げる格好となった。一方、西日本旅客鉄道(JR西)、東海旅客鉄道(JR東海)などの鉄道株や、ルネサンス、東祥などのフィットネス関連株は買われ、出遅れ株を物色する流れが目立った。

TOPIXも反落し1.82%安となった。東証1部の売買代金は3兆4613億3700万円。東証33業種では、電気機器、精密機器、情報・通信業などの27業種が値下がり。空運業、不動産業、倉庫・運輸関連などの6業種は値上がりした。

市場では「短期急騰による過熱感を冷ます動きが継続している。今はナスダックが大幅に売られる一方、ダウやS&Pは持ちこたえているが、この先全面的な売りとなる可能性がある」(国内証券)との声が聞かれた。

そのほか、このところ日銀は通常のETF(上場投資信託)の購入を見送っていることも相場の重しとなっているとの声も出ていた。「日経平均2万9000円以上では、日銀はETF買いを行わないことが明確となり、それを口実にした利益確定売りが出ている」(別の国内証券)という。 

東証1部の騰落数は、値上がり605銘柄に対し、値下がりが1523銘柄、変わらずが66銘柄だった。

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