コロナが「収束」に向かっているとの想定は危険=WHO事務局長
ロイター / 2022年1月24日 23時55分
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)の急性期を終わらせるために各国に協力を呼び掛けた。そのための手段はそろっていると指摘した。昨年12月撮影。(2022年 ロイター/Denis Balibouse)
[ジュネーブ 24日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を巡り、オミクロン株の出現が急性期の終わりを告げるものと考えるのは危険だと警告した。その上で、対策に集中するよう各国に呼び掛けた。
同事務局長はWHO理事会で「オミクロンが最後の変異株であり、流行が終わりに近づいていると考えるのは危険だ。むしろ世界的に見て、より多くの変異株が出現し得る条件が揃っている」と述べた。
記者会見では「新型コロナの流行は3年目に入り、われわれは重大な岐路に立っている」と発言。「このパンデミックの急性期を終わらせるために協力しなければならない」と強調し、そのための手段はそろっていると指摘した。
テドロス氏と共に会見したドイツのシュルツェ経済協力・開発相は、主要7カ国首脳会議(G7)議長国を引き継いだドイツにとり世界的なパンデミックを終わらせることが最優先事項と指摘。「全世界でワクチン接種キャンペーンを全面的に加速する必要がある」と訴えた。
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