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製造業PMI9月は49.6に小幅低下、サービス業は3カ月連続50超え=auじぶん銀

ロイター / 2024年9月24日 9時35分

auじぶん銀行が9月24日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6と、前月の49.8からわずかに低下し、好不況の分かれ目となる50を3カ月連続で下回った。川崎市内にある工場の製造ライン。2020年5月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Kentaro Sugiyama

[東京 24日 ロイター] - auじぶん銀行が24日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6と、前月の49.8からわずかに低下し、好不況の分かれ目となる50を3カ月連続で下回った。サービス業PMIは53.9と前月の53.7からわずかに上昇し、3カ月連続で50を上回った。

製造業PMIの低下は2カ月ぶり。新規受注が48.0から48.3へわずかに上昇した一方、生産が前月の51.3から49.4へ、雇用が51.2から50.2へそれぞれ低下した。サプライヤー納期も前月から悪化し、企業に在庫の積み増しを促している。

サービス業PMIは、新規事業が52.6と高水準を維持しており、雇用など事業活動の後押しとなっている。高騰するコストの顧客転嫁の動きがみられ、サービス単価を上昇させた。

S&Pグローバルのエコノミストは、製造業で受注残が減少しており、需要に上昇がみられなければ、これが年末にかけて成長を圧迫することが考えられると指摘している。

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