米司法省、デビットカード独占でビザ提訴へ＝報道

９月２３日、米司法省は米カード大手ビザが米国のデビットカード市場を違法に独占したとして、２４日にも同社を連邦裁判所に提訴する計画だ。写真はビザのロゴ。２０２２年８月撮影（２０２４年　ロイター/Benoit Tessier）

[２３日 ロイター] - 米司法省は、米カード大手ビザが米国のデビットカード市場を違法に独占したとして、２４日にも同社を連邦裁判所に提訴する計画だ。ブルームバーグ・ニュースが２３日、複数の消息筋の話として報じた。

司法省は、競合他社がデビットカード市場に食い込むのを防ぐためビザがさまざまな措置を講じ、競争を阻害したと訴える見通し。

司法省は２０２１年から調査を開始。同省の反トラスト法部門は２３年、ビザにデビットカードの慣行や他社との競争に関して書類や情報の提出を求める調査請求を発行していた。

ビザと司法省はロイターのコメント要請に答えていない。