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グーグル、VWアプリのAIアシスタント機能で提携

ロイター / 2024年9月24日 20時44分

米アルファベット傘下のグーグルは、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスマートフォンアプリ内の人工知能(AI)アシスタントに重要な機能を提供する。グーグルのカリフォルニア州施設で8月撮影。(2024年 ロイター/Manuel Orbegozo/File Photo)

Kenrick Cai

[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスマートフォンアプリ内の人工知能(AI)アシスタントに重要な機能を提供する。企業にAIアプリツールを提供することでビジネス獲得を図る戦略の一環。

AIアシスタントは、グーグルの生成AIモデル「Gemini(ジェミニ)」やクラウドコンピューティングを活用。

VW車の利用者はアプリ内のAIアシスタントにパンクしたタイヤの交換方法を尋ねたり、携帯電話のカメラを車のダッシュボードにかざして関連情報を受け取ったりできる。

この機能はVW車のオーナーズマニュアルや車両メンテナンスに関する動画などのデータをジェミニに追加して設計されたという。

グーグルクラウドのトーマス・クリアン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、ツール提供にあたってテキスト、画像、動画など異なるデータタイプの処理能力(マルチモーダル性)面で技術的なハードルがあったと語った。

AIアシスタントは無料で、VWのSUV「アトラス」と「アトラス・クロススポーツ」のオーナー約12万人が利用できる。来年初めまでに、2020年モデル以降の他の車種にも展開される予定。

企業による生成AIの導入は、収益性の高いクラウドコンピューティング市場を変える可能性がある。この市場ではグーグルはアマゾン、マイクロソフトに次いで市場シェア3位。

VWはAIアシスタントの使用状況について詳細は公表していない。

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