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米加州、6月半ばに行動制限をほぼ撤廃 経済活動を完全再開へ

ロイター / 2021年5月24日 9時37分

 米カリフォルニア州保健当局は5月21日、新型コロナウイルス対策として現在も残る、施設の収容人員制限や社会的距離政策などの大半を6月15日に解除すると発表した。6日、同州サンタモニカで撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ロサンゼルス 21日 ロイター] - 米カリフォルニア州保健当局は21日、新型コロナウイルス対策として現在も残る、施設の収容人員制限や社会的距離政策などの大半を6月15日に解除すると発表した。パンデミック(世界的な大流行)の終息とワクチン接種率の上昇に伴い、経済活動の完全再開に向けて動き出す。

昨年8月以降、郡ごとに設けられた複雑な行動制限が撤廃されることになる。

同州の人口は約4000万人で全米最大。パンデミックが本格化した2020年3月、全国で初めて州全体に外出制限を課した。

このところ感染率や入院患者数、死者数が大幅に減少したため、規制を徐々に緩和しつつある。ニューソム知事は先月、入院患者数が低水準にとどまっていれば、6月半ばに経済活動を完全に再開するとの目標を掲げた。

保健当局者はその条件は満たしているとして、「超大型イベント」を除き、現在も規制下にある全ての事業者が「収容人数を制限したり物理的な距離を置くことなく、通常の業務に戻る」ことが可能との認識を示した。

新基準では、屋内での5000人以上の集会への参加にはワクチン接種証明または陰性を示す検査結果の提示が必要となる。屋外での集会は、1万人を超える場合に同様の基準を設けることが推奨されるが、必須ではない。マスク着用については、米疾病対策センター(CDC)の方針に従うという。

カリフォルニア州の新型コロナ感染者数は約370万人、死者は6万1672人。

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