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FRBの決済システム「FEDワイヤー」に障害 3時間後に復旧

ロイター / 2021年2月25日 13時57分

 2月24日、米連邦準備理事会(FRB)が運営する即時グロス決済資金移動システム「FEDワイヤー・ファンズ」などのサービスが、3時間以上にわたってシステム障害に見舞われた。写真はワシントンで2019年3月撮影(2021年 ロイター/Leah Millis)

[24日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が運営する即時グロス決済資金移動システム「FEDワイヤー・ファンズ」などのサービスが24日、3時間以上にわたってシステム障害に見舞われた。

障害に見舞われたのは、FEDワイヤー・ファンズのほか、金融機関への現金供給を支援する「FEDキャッシュ」や、一部の小切手決済サービスなど、米銀行システムの基幹となる極めて重要な十数の中央銀行決済サービス。

FRBが運営する「全米決済サービス(NSS)」、米国債など政府証券の発行・決済・振替サービス「FEDワイヤー証券サービス」なども障害に見舞われたが、その後、復旧した。

FRBはウェブサイトで「FRBの運用上のミスが原因だったことが判明した」と表明。「FEDワイヤーとNSSのアプリケーションの耐久性を確保するための措置を講じた」としている。

職員がシステム障害に気付いたのは米東部時間午前11時15分。FRBのサイトでは、午後2時58分時点でも一部のサービスについて警告サインが出ていた。

FEDワイヤー・ファンズは、昨年12月に1日当たり平均83万5000件以上の取引を処理。1日平均の取扱高は3兆4000億ドルに達する。

FEDワイヤーに代わる民間の決済システム「CHIPS」は通常通りに稼働。ウェブサイトによると、CHIPSの取扱高は1日当たり約1兆5000億ドル。

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