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米GMがEV生産増強に70億ドル投資、25年中に100万台超え

ロイター / 2022年1月26日 8時55分

1月25日、 米ゼネラル・モーターズ(GM)は、電気自動車(EV)の生産を増強するため、米中西部ミシガン州で70億ドルを投資すると発表した。写真は23年に発表予定のシボレー・シルバラード。GM提供写真(2022年 ロイター)

[25日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、電気自動車(EV)の生産を増強するため、米中西部ミシガン州で70億ドルを投資すると発表した。北米のEV市場を巡りフォード・モーターとの競争が激化する。

一方、EV最大手の米テスラは、GMやフォードの先を行く。米テキサス州で国内2番目となる工場が間もなく稼働する予定で、同社の2022年のEV販売台数は100万台を超える見通し。

GMによると、今回の投資でミシガン州のデトロイト・ハムトラックと、オリオン・タウンシップの生産拠点で24年終盤までに年間60万台以上の電動トラックの製造が可能になる。テネシー州、カナダのオンタリオ州、メキシコの3工場を合わせると、25年終盤までに北米のEV生産能力は100万台を超える見通しという。

メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は25日の会見で、デトロイトに本社を置く企業として「地元をEV産業の中心にする」と表明した。

今回の投資計画には、提携する韓国LGエナジー・ソリューションとミシガン州ランシングに電池工場を新設する計画も含まれる。26億ドルを投じ、24年終盤に生産を始める。

また、同州オリオン工場の設備刷新に40億ドルを投じ、シボレー・シルバラードの派生モデルなどを生産する計画。

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