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国連総長、ミャンマー軍事政権非難 民主活動家らの死刑執行で

ロイター / 2022年7月26日 7時3分

ミャンマー人権状況に関する国連の特別報告者を務めるトム・アンドリュース氏は25日、軍事政権が民主活動家(写真)4人を処刑したことを受け、国連安全保障理事会でミャンマーに対する経済制裁や武器禁輸などを含む強力な決議を行うよう、各国に呼びかけた。 提供写真(2022年 ロイター/MRTV/Handout via REUTERS )

[ジュネーブ/国連 25日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は25日、ミャンマーの軍事政権が民主活動家4人を処刑したことを強く非難した。国連のファルハン・ハク副報道官が明らかにした。

同副報道官は声明で「事務総長はウィン・ミィン大統領とアウンサンスーチー氏など拘束中の全ての人の即時解放を改めて要求する」と述べた。さらに事務総長は、いかなる場合も死刑に反対していると強調した。

ミャンマーの人権状況に関する国連の特別報告者を務めるトム・アンドリュース氏は、国連安全保障理事会でミャンマーに対する経済制裁や武器禁輸などを含む強力な決議を行うよう、各国に呼び掛けた。

民主活動家4人はテロ対策法と刑法に基づき起訴され、刑務所の手続きの下で死刑が執行されたという。いつ執行したかは明らかになっていない。

これにどう対応すべきかとの質問に対し、アンドリュース氏は「まず、そして最良の選択肢は、国連安全保障理事会で、非難決議だけでなく明確な戦略的行動や経済制裁、武器禁輸などの強い決議を可決」し、国際刑事裁判所に付託することだと述べた。

また、目標金額の10%しか調達できていない人道的支援を強化するとともに、民主派勢力の「挙国一致政府(NUG)」と連携して軍事政権を弱体化させるよう呼び掛けた。

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