独首相、地熱エネ活用拡大に意欲 脱化石燃料で
ロイター / 2023年8月25日 11時5分
ドイツのショルツ首相は24日、暖房システムの段階的な化石燃料脱却を目指す上で、地下400メートル以下の貯留層から熱を取り出す深部地熱エネルギーは大きな潜在性のある熱源との考えを示した。写真は、同首相。2023年8月23日にベルリンの首相官邸で撮影。(2023年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は24日、暖房システムの段階的な化石燃料脱却を目指す上で、地下400メートル以下の貯留層から熱を取り出す深部地熱エネルギーは大きな潜在性のある熱源との考えを示した。
ドイツには欧州最大規模の地熱貯留層があるが、長らく利用されてこなかった。しかし昨年のエネルギー価格高騰で再生可能エネルギーへの関心が再び高まり、大規模な自治体の電力会社や内外の化石燃料業者がドイツにおける投資の可能性を検討している。
ショルツ氏は、所属する社会民主党(SPD)のイベントで、「2030年までに地熱エネルギーをできる限り活用することが目標」と述べた。
その上で、政府は30年までに現在の10倍のエネルギーを暖房システムに投入できる水準まで地熱発電を拡大することを目指していると説明。将来的に、地熱発電所の数を現在の42から54に増やす方針と述べた。
この記事に関連するニュース
-
ベースロードキャピタル、地熱産業の拡大に向けて、シリーズBラウンドで5,300万ユーロを調達完了
PR TIMES / 2024年9月5日 10時30分
-
毎日一度は目にする「再エネ」の現在・課題・未来を、わかりやすいビジュアルで解説した入門書。『再生可能エネルギーの「現実」と「未来」がよくわかる本』8月28日発売。
PR TIMES / 2024年9月4日 15時40分
-
AOSデータ社、エネルギー業界向けAIデータ管理システム「AIデータALM エネルギー」を発表
PR TIMES / 2024年8月23日 13時40分
-
アングル:ハリス氏、エネ政策は「戦略的あいまいさ」 激戦州の得票にらみ
ロイター / 2024年8月15日 18時20分
-
ロックフェラー財団によるグリーンパワーギャップ:アジアの 20 か国を含む 72 か国で 8,700 テラワット時のクリーン・エネルギーが必要
共同通信PRワイヤー / 2024年8月9日 11時59分
ランキング
-
1日本の政治に「経済政策」などというものはない 経済政策の終焉か、政治そのものの終焉か?
東洋経済オンライン / 2024年9月7日 9時30分
-
2ドラえもん「どら焼き屋の経営ゲーム」売れる理由 発売後すぐ売り上げ首位に、他作品のキャラも登場
東洋経済オンライン / 2024年9月7日 10時0分
-
3メルカリが台湾へ、透ける「米国リストラ」の教訓 アプリも現法もなし、リーズナブル設計がカギ?
東洋経済オンライン / 2024年9月7日 9時0分
-
4びっくりドンキー「545円朝食」で待ちわびた甘い朝 コロナ禍開始のモーニングがさらに進化していた!
東洋経済オンライン / 2024年9月7日 8時0分
-
5クレカは「Suica王国」の牙城を崩せるか? 交通系タッチ決済の現在地
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月7日 10時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください