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FRB大幅利下げ、市場は適切に解釈する用意あった=NY連銀高官

ロイター / 2024年9月25日 9時21分

 米ニューヨーク連銀で連邦準備理事会(FRB、写真)の公開市場操作(オペ)を実施する口座を運用するロベルト・ペルリ氏は24日、FRBが先週実施した大幅利下げについて、市場が景気の悪い予兆と受け取らずに適切に解釈する用意があったと述べた。2022年6月、ワシントンで撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀で連邦準備理事会(FRB)の公開市場操作(オペ)を実施する口座(SOMA=システム公開市場勘定)を運用するロベルト・ペルリ氏は24日、FRBが先週実施した大幅利下げについて、市場が景気の悪い予兆と受け取らずに適切に解釈する用意があったと述べた。

FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%ポイントの利下げを決定。金利先物は同幅の利下げを完全に織り込んでいなかったが、NY連銀が市場から集めた情報によると、投資家は同幅の利下げが「より中立的スタンスへの政策調整で、経済や労働市場が堅調を維持するのに資するもので、インフレにおけるさらなる進展も可能にすると、額面通り解釈する可能性が高かった」と説明した。

FRBは先週、バランスシートを圧縮する量的引き締め(QT)を進める意向も示した。

ペルリ氏は市場の情報に基づき、「金利、バランスシートの各決定に機械的な関連性はないことを市場参加者が理解している」と、何カ月も前から判明していたと語った。

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