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中国人民銀、1年物MLF金利2.00%に引き下げ 3000億元供給

ロイター / 2024年9月25日 11時26分

 9月25日、中国人民銀行(中央銀行)は期間1年の中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて金融機関に3000億元(426億6000万ドル)を供給したと発表した。写真は2018年9月、北京の人民銀で撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)

[上海 25日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は25日、中期貸出ファシリティー(MLF)の金利を引き下げた。

景気支援に向け、前日に発表した幅広い政策緩和措置に沿った動き。

人民銀は、期間1年のMLFを通じて金融機関に3000億元(426億6000万ドル)を供給したと発表した。金利は前回の2.30%から2.00%に引き下げた。

応札金利のレンジは1.90─2.30%だった。MLF融資残高は6兆8780億元。

今月は5910億元相当のMLF融資が満期を迎えた。

OCBC銀行の為替・金利戦略責任者フランシス・チュン氏は「部分的なロールオーバーは、特に銀行の預金準備率(RRR)引き下げが予定されていることを考えると、意外ではなかった」と述べ、RRRを50ベーシスポイント(bp)引き下げる人民銀の計画に言及した。

また「第4・四半期にMLFの満期が多いことから、年内にもう1度RRRを引き下げる機会がある」と指摘した。

さらに、人民銀が応札金利のレンジを公表したことは「この制度をより需要主導型にし、政策ガイダンスとしてのMLF金利の役割を弱めようとする意図」を反映しているとの見方を示した。

人民銀はまたこの日、14日物リバースレポを通じて1965億元を供給した。金利は1.85%で前回から変わらずだった。

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