ハリス氏、上院フィリバスター規則の廃止支持 中絶権保護のため

　９月２４日、米大統領選の民主党候補ハリス副大統領（写真）は、全国的に中絶の権利を保護する法案を可決するため、上院（定数１００）のフィリバスター（議事妨害）規則の廃止を支持すると述べた。写真は米ウィスコンシン州 マディソン で２０日撮影（２０２４　ロイター／Jim Vondruska）

[２４日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は２４日、全国的に中絶の権利を保護する法案を可決するため、上院（定数１００）のフィリバスター（議事妨害）規則の廃止を支持すると述べた。

上院では現在、同規則により、ほとんどの法案を可決するには６０人の賛成が必要だ。

ハリス氏はウィスコンシン公共ラジオのインタビューで、この基準を単純過半数に引き下げたいと表明。「リプロダクティブ・フリーダム（生殖に関する自由）」保護に向けフィリバスターを廃止すべきと語った。