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NTT、ゼンリンと資本業務提携 スマートシティーなど視野

ロイター / 2020年3月26日 18時6分

 3月26日、NTTは26日、ゼンリンが実施する第三者割当を引き受けることにより、同社の普通株7.32%を取得すると発表した。写真はNTTのロゴ。2018年7月、都内で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 26日 ロイター] - NTT<9432.T>は26日、ゼンリン<9474.T>が実施する第三者割当による自己株処分を引き受けることにより、同社の普通株7.32%を取得すると発表した。ゼンリンは約45億円を調達する。

資本業務提携を結ぶことで、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の活用が広がる時代に向け、自動運転、スマートシティーの分野で協力するなど、地図の高度化に取り組むという。

NTTは24日、トヨタ自動車<7203.T>とスマートシティー事業で継続的な協業関係を構築するため、業務資本提携で合意したと発表。スマートシティーの運営を共同推進するための資金調達に向け、4月9日付で相互に総額2000億円の普通株式を取得するとしている。

トヨタはゼンリンの第2位株主でもあるが、NTTの広報担当によると、現段階では3社によるスマートシティー事業での具体的な計画はないという。

*内容を追加しました。

(内田慎一、青山敦子)

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