米サイラス、豪航空ヴァージンへの買収案取り下げ

ロイター / 2020年6月26日 10時18分

[シドニー 26日 ロイター] - 米プライベートエクイティ(PE)会社サイラス・キャピタル・パートナーズは26日、経営破綻した豪航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス への買収提案を取り下げたと明らかにした。ヴァージンの管財人の対応が不十分だったとした。

ヴァージンを巡ってはサイラスと米投資ファンドのベインキャピタルの2社が最終的に買収提案する企業として管財人のデロイトに選定されていた。ただ、ヴァージンの社債権者は今週、2社の買収案に対抗する債務再編案を管財人に提示した。

26日付の豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)のコラムは、デロイトがベインと合意を結ぶ準備を進めていると報じた。情報源は示していない。

サイラスは文書で、デロイトが誠実な態度で合意成立を目標とする協議再開に同意するならば、買収案を再提示する用意があると説明。デロイトはサイラスの買収案にきちんと対応してこなかったと不満を述べた。サイラスはヴァージンの創業にも関わった。

サイラスの創業者で最高投資責任者のスティーブン・フリードハイム氏は「買収案の取り下げが必要となったことに失望している」と表明した。

デロイトはコメントの求めに応じていない。

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