バーレ、第4・四半期はダム事故で巨額費用 中核利益は増加

ロイター / 2021年2月26日 13時29分

 2月25日、ブラジルの資源大手バーレが発表した2020年第4・四半期決算は、ダム決壊事故に関連して49億ドルの引当金を計上したものの、鉄鉱石価格の上昇を背景に中核利益は増加した。写真はバーレのロゴ。ブラジルのブルマジーニョで2019年1月撮影(2021年 ロイター/Adriano Machado)

[リオデジャネイロ 25日 ロイター] - ブラジルの資源大手バーレが発表した2020年第4・四半期決算は、ダム決壊事故に関連して49億ドルの引当金を計上したものの、鉄鉱石価格の上昇を背景に中核利益は増加した。

利払い・税・償却前利益(EBITDA)は42億ドル。同じく事故関連で巨額の費用を計上した前年同期を20%上回った。

引当金49億ドルのうち約39億ドルは、2019年に270人の死者を出したミナスジェライス州のダム決壊に関連した70億ドルの和解金に充てる。

ダム関連の引き当てを除いたEBITDAは94%増の91億ドル。主力の鉄鉱石のほか、ニッケル、銅の価格上昇が寄与した。

鉄部門の調整後EBITDAは88億ドルで同部門としては2番目の高水準。販売量が26%増加し、販売価格も17%上昇した。

バーレは、主要国が景気支援を進めるに伴い今年も鉄鋼生産の回復が続くと予想。また中国の強い需要、電気自動車メーカーの需要拡大、航空宇宙産業の緩やかな回復を予想しニッケルや銅についても強気の見方を示した。

ただ、2021年の銅生産予想は39万トンから36万─38万トンに引き下げた。予想修正の理由は明らかにしていない。

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