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軍が実権掌握のスーダン、通信寸断 市民生活に深刻な影響

ロイター / 2021年10月26日 19時22分

軍のクーデターから一夜明けたスーダンでは、一部道路が封鎖され、通信は寸断。店舗もほとんど閉まっており、人々は食料を買うために長い行列を作っている。ハルツームで25日撮影。(2021年 ロイター/El Tayeb Siddig)

[ハルツーム 26日 ロイター] - 軍のクーデターから一夜明けたスーダンでは、一部道路が封鎖され、通信は寸断。店舗もほとんど閉まっており、人々は食料を買うために長い行列を作っている。

民政移管に向けた設置された軍民共同の統治評議会の議長で軍側のブルハン氏は前日、統治評議会が開催されたと発表。一部報道で、同氏は26日、労働組合を監督する委員会を解散したとされる。

軍に拘束され、現在居場所が分からないハムドク首相を支持する情報省はフェイスブックに、前日の軍の緊急事態宣言について、民政移管憲法で緊急事態を宣言できるのは首相だけで、軍の行為は犯罪だと投稿した。

首都ハルツームと主要都市オムドゥルマンを結ぶ主要道路や橋は車両の通行ができなくなっている。銀行は休業、現金自動預払機(ATM)は使用不可となっているほか、スマートフォンの決済アプリもアクセス不能。オムドゥルマンでは、営業しているパン屋に長い行列ができている。

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