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リビア東西両勢力、中銀経営陣の任命に関して合意=UNSMIL

ロイター / 2024年9月26日 9時48分

 国連リビア支援ミッション(UNSMIL)は9月25日、リビアの東西両勢力が中央銀行の総裁と副総裁、理事会メンバーを任命するための手続きと基準、スケジュールについて合意したと発表した。写真はリビア中銀。8月26日、トリポリで撮影(2024年 ロイター/Aymen Sahli)

[トリポリ 25日 ロイター] - 国連リビア支援ミッション(UNSMIL)は25日、リビアの東西両勢力が中央銀行の総裁と副総裁、理事会メンバーを任命するための手続きと基準、スケジュールについて合意したと発表した。

中銀はリビアの石油収入を管理しており、今回の合意は石油の生産と輸出を落ち込ませる原因となった中銀と石油収入の管理を巡る危機を打開する可能性がある。

UNSMILは、東西両勢力が中銀の新たな経営陣の任命に関して合意した発表した。経営陣の名前は明らかにしなかった。また、国際社会が立ち会う調印式を26日に開催することも表明した。

リビアは2011年の北大西洋条約機構(NATO)による軍事介入でカダフィ独裁政権が崩壊したことで混乱に陥り、14年以降は対立する東西両勢力に分割されている。

今回の危機は、トリポリの暫定政権が8月に中銀のカビール総裁を更迭する人事を発令したことがきっかけ。反発した東部勢力が石油生産の全面的停止を宣言した。

リビアの石油資源を管理する国営石油公社(NOC)は今年8月28日、石油生産量が通常の半分未満に落ち込んだと発表した。NOCはその後、新たな石油生産量について公表していない。

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