印カルナタカ州、ハイブリッド車向け大幅減税などを計画

　９月２５日、インド南部カルナタカ州は、ハイブリッド車に対する大幅減税を含むクリーンエネルギー自動車業界向けのインセンティブ導入を計画している。写真はトヨタ自動車のスポーツ多目的車（ＳＵＶ）のハイブリッド車。２０２２年７月、ニューデリーで撮影（２０２４年　ロイター/Aditi Shah）

Sarita Chaganti Singh　Aditya Kalra　Aditi Shah

[ニューデリー ２５日 ロイター] - インド南部カルナタカ州は、ハイブリッド車に対する大幅減税を含むクリーンエネルギー自動車業界向けのインセンティブ導入を計画している。ロイターが確認した州政府の草案で明らかになった。

ハイブリッド車に対する減税が実施されれば、南部ウッタルプラデシュ州に次ぐ動きとなり、トヨタ自動車に恩恵となりそうだ。

草案によると、カルナタカ州は価格が３万ドル未満のハイブリッド車の道路税と登録費用を引き下げることを目指している。

さらに同州は、電気自動車（ＥＶ）またはＥＶ用部品を生産する企業による設備投資に最大２５％のインセンティブを提供することも計画している。インセンティブの規模は投資規模や雇用する従業員数によって異なる。

新規の工場建設や既存工場の拡張のために固定資産に投資した企業には１５─２５％のインセンティブが提供される公算が大きい。

同州の運輸担当部門はロイターのコメント要請に返答しなかった。