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ウニクレディトのコメルツ銀株取得、強引かつ賢明でない=独高官

ロイター / 2024年9月26日 12時28分

 9月25日、ドイツ政府高官は、イタリアの大手銀行ウニクレディトがドイツのコメルツ銀行の株式の追加取得を目指していることについて、「強引」かつ「賢明ではない」と批判し、敵対的買収のリスクを警告するとともにこれを阻止する政府の決意を改めて表明した。写真はウニクレディトのロゴ。イタリアのシエナで2017年6月撮影(2024 ロイター/Stefano Rellandini)

Christian Kraemer John O'Donnell

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ政府高官は25日、イタリアの大手銀行ウニクレディトがドイツのコメルツ銀行の株式の追加取得を目指していることについて、「強引」かつ「賢明ではない」と批判し、敵対的買収のリスクを警告するとともにこれを阻止する政府の決意を改めて表明した。

財務省のトンカール次官は政府の役割を説明する議員らとの非公開会合の後で、「規模が大きく、規制もされている複雑な銀行に対する積極的過ぎる行動は賢明ではない」とし、「最終的には常に利害関係者の協力が必要になる」と語った。

さらに「サプライズに重点を置いた(ウニクレディトによる)このアプローチは、コメルツ銀行にとって重要な多くの利害関係者を懸念させる」と指摘した。

コメルツ銀は2万5000社以上の法人顧客を持つほか、ドイツの対外貿易決済の約3分の1を担い、4万2000人以上の従業員を抱えるドイツの銀行大手。国内経済にとって要の存在であり、欧州の産業の原動力となっている。

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