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737MAX増産には安全性改善必須、米当局が収益性への影響指摘

ロイター / 2024年9月26日 14時15分

米連邦航空局(FAA)のウィテカー長官は25日、航空機大手ボーイングが小型旅客機「737MAX」の増産を認められるには安全性に関する一連の問題に対処する必要があるとし、この問題が同社の利益に影響を与える可能性を示唆した。写真はボーイング737MAX。米ワシントン州の工場で15年撮影。(2024年 ロイター/Matt Mills McKnight/File Photo)

David Shepardson

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)のウィテカー長官は25日、航空機大手ボーイングが小型旅客機「737MAX」の増産を認められるには安全性に関する一連の問題に対処する必要があるとし、この問題が同社の利益に影響を与える可能性を示唆した。

FAAはアラスカ航空の737MAX9の一部側壁が重要なボルトの欠如で飛行中に吹き飛んだ1月の事故を受け、737MAXの生産を月間38機に制限した。

ウィテカー氏は、ボーイングに対するFAAの監督に関する上院常設調査小委員会の公聴会で、6つの主要カテゴリーで安全性を幅広く改善し、より高い生産率でそれらの改善を維持することなしに、「成長すべきところまで成長することはできない」と指摘。

「そうしなければ成長しないし、成長しなければ収益性を達成することもできない」と述べた。

小委員会のブルメンタール委員長は「ボーイングは品質や安全性よりも利益や生産スピードを優先しており、結局のところ、その失敗が現在の困難の核心にある」と語った。

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