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FRB資産規模にまだ大幅な縮小余地=NY連銀高官

ロイター / 2024年9月27日 7時23分

  9月26日、米ニューヨーク連銀で連邦準備理事会(FRB)の公開市場操作(オペ)を実施する口座(SOMA=システム公開市場勘定)の運用責任者を務めるロベルト・ペルリ氏はFRBの資産規模はまだ大きく縮小できるのではないかとの見方を示した。ワシントンのFRB本部で2022年6月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀で連邦準備理事会(FRB)の公開市場操作(オペ)を実施する口座(SOMA=システム公開市場勘定)の運用責任者を務めるロベルト・ペルリ氏は26日、FRBの資産規模はまだ大きく縮小できるのではないかとの見方を示した。

ペルリ氏は「今のところ、レポ市場の圧力はフェデラルファンド(FF)金利に影響を及ぼし始める周辺に近づいているように見えない。そうした理由から(FRB保有資産の)圧縮を続けられる余地は大きいと信じている」と述べた。

FRBの現在の資産規模は約7兆2000億ドル。市場安定化や景気刺激のために国債と住宅ローン担保債を大量に購入して一時は9兆ドルまで膨らんだが、過去数年で保有債券の償還資金再投資見送りで規模を減らしており、今後は短期金利を正常な変動範囲に戻して、FRBがしっかりとコントロールできる水準にバランスシートを調整していく方針だ。

ペルリ氏は、レポ金利は上昇しているものの、流動性が引き締まる兆しではなさそうだと説明。ただレポ市場にとって、流動性再分配プロセスを妨げるような「摩擦」が生まれつつある点が1つの課題になっていると指摘した。

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