フェイスブック、第4四半期売上高が予想上回る 見通し巡り警告
ロイター / 2021年1月28日 8時55分
[27日 ロイター] - 米フェイスブックが27日発表した2020年第4・四半期決算は、売上高がアナリスト予想を上回った。年末商戦シーズンに企業が広告を増やした。ただ、同社はアップルが近く導入する広告向けプライバシー保護強化策が売上高を圧迫する可能性があると警告した。
フェイスブックは「ターゲティング広告の分野で2021年に大きな逆風」に直面する見通しだとし、早ければ第1・四半期末に売上高に影響し始める可能性があると予想した。
ただ、アナリストはファーストパーティのユーザーデータへのアクセスが限られている他の企業と比べると、フェイスブックはそれほど影響を受けないとみている。
サミット・インサイツ・グループのアナリスト、ジョナサン・キーズ氏は「フェイスブックはターゲティング広告向けの回避策を提供できることから他社ほど影響を受けないだろう」と述べた。
フェイスブックは、決済サービス「フェイスブックペイ」や、企業がプラットフォーム上で商品を販売できる通信販売サービス「フェイスブックショップス」など、ユーザーがプラットフォーム上で買い物しやすくする機能の導入に注力してきた。第4・四半期決算はこれが奏功したことを示す内容となった。
月間アクティブユーザー数は12%増の28億人で、アナリスト予想の27億5000万人を上回った。
広告収入が主体の総売上高は280億7000万ドルに増加。前年同期は210億8000万ドルだった。リフィニティブのデータによると、アナリスト予想平均は264億4000万ドルだった。
純利益は112億2000万ドル(1株当たり3.88ドル)で、前年同期の73億5000万ドル(同2.56ドル)を上回った。
*内容を追加しました。
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