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日経平均は小幅反落、中国株安が重し 権利取りの買いは支えに

ロイター / 2021年9月27日 15時50分

 9月27日、東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。東京証券取引所で2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。中国株の軟調な動きが嫌気され、戻り待ちの売りが重しとなった。一方、月末が近づき、配当権利取りが活発化したほか、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、緊急事態宣言の期限通りの解除の思惑が下支えした。

前週末の米国株式市場では、ダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅続伸。バイデン米大統領が掲げる大型の歳出法案や超党派インフラ投資法案を巡る進展が注目された。

週明けの日本株は、好地合いを引き継いで上昇してスタート。明日の配当権利確定日を控えた権利取りの動きが相場を支えたとの見方もある。時間外取引で米株先物が堅調に推移したことも好感され、上海株や香港株がプラスで始まると上げ幅が拡大した。

米金利上昇を受けて銀行株が買われたほか、新型コロナウイルス新規感染者数の減少を受けてリオープン(経済再開)関連銘柄が人気化した。

ただ、その後に上海株がマイナスに沈み、香港株も上げ幅を削った。これが投資家心理の重しとなり、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが上げ幅を縮め、小幅マイナスで取引を終えた。

日経平均は、先週の急落時に開いた窓を朝方の上昇で埋め、いったん達成感が出たとされ、「売り込みにくいものの、高値圏で買った向きの戻り待ちの売りが重しとなった」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。大引けにかけては、前営業日終値付近での小動きが続いた。

東証1部の騰落レシオは146.35%。120%以上に達すると過熱感の警戒水準とされ、テクニカル面では上値を追いにくいとの指摘も聞かれた。

TOPIXは0.14%安で取引を終了。小幅反落となった。東証1部の売買代金は3兆2582億9300万円だった。東証33業種では、下落率上位に海運業、機械、倉庫・運輸関連業が並んだ。一方、上昇率上位は鉱業、空運業、陸運業だった。

個別では、トヨタ自動車が3カ月ぶりに上場来高値を更新した。銀行株も、三菱UFJフィナンシャル・グループが年初来高値を更新するなどしっかりだった。新型コロナの新規感染者数が減少し、政府が緊急事態宣言を30日に全面解除の方向で調整との報道を受け、空運や陸運、旅行関連、外食、百貨店といったリオープン(経済再開)銘柄にも物色が向かった。一方、日本郵船など海運株はさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がり736銘柄に対し、値下がりが1355銘柄、変わらずが96銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 30240.06 -8.75 30277.82 30197.40─30414.61

TOPIX 2087.74 -3.01 2097.34 2086.31─2105.37

東証出来高(万株) 129346.00 東証売買代金(億円) 32582.93

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