サムスン電子、第4四半期利益は過去4年で最高 IT需要復調見込む
ロイター / 2022年1月27日 10時51分
[ソウル 27日 ロイター] - 韓国のサムスン電子が27日発表した第4・四半期決算は、利益が過去4年間で最高となった。2022年については世界のハイテク機器需要が回復すると予想したが、サプライチェーン(供給網)問題や新型コロナウイルスが引き続き逆風になっていると警告した。
第4・四半期の営業利益は前年同期比53%増の13兆9000億ウォン(116億ドル)。半導体メモリーの堅調な販売と半導体の受託製造における利益率の向上を受けた。今月発表した会社予想の13兆8000億ウォンに沿う内容となった。
純利益は64%増の10兆8000億ウォン。売上高は24%増の76兆6000億ウォンで過去最高となった。
半導体部門の営業利益は前年同期の2倍強となる8兆8400億ウォンだった。
しかし、アナリストによると、保守的な半導体メモリー出荷、研究開発費、一時的な年末ボーナスにより、利益は市場予想を下回った。
携帯端末事業の営業利益は約9.9%増の2兆6600億ウォン。
同社は今年、半導体全般とスマートフォンの成長を見込む。ただ、非メモリー半導体の供給は引き続き逼迫するとした。
半導体メモリー事業について、IT投資拡大や新たな高性能CPU(中央演算処理装置)を背景にサーバー向け需要が増加すると予想し、携帯端末向けも第5世代移動通信システム(5G)対応モデルの広がりで需要増が見込めるとした。
同社は26日にスマホ旗艦モデルの最新機種を2月9日に発表する計画を明らかにしていた。
アナリストは新機種で携帯端末の出荷台数と収益性が押し上げられると見込んでいるが、DRAM価格がさらに下落した場合は前期との比較で利益が圧迫される可能性が高いと分析した。
この記事に関連するニュース
-
Samsungの2022年第1四半期業績、半導体部門の売上高は前年同期比39%増と好調
マイナビニュース / 2022年5月6日 17時50分
-
サムスン電子、第1四半期は51%営業増益 下期も部品不足継続へ
ロイター / 2022年4月28日 18時0分
-
SKハイニックス、第1四半期は116%増益 サーバーチップ好調
ロイター / 2022年4月27日 10時20分
-
韓国ポスコホールディングス、第1四半期営業利益は過去最高
ロイター / 2022年4月25日 14時56分
-
ディスコ、22年3月期営業益は過去最高の915億円 売上高も最高
ロイター / 2022年4月21日 16時37分
ランキング
-
1価格よりおいしさ重視のスシロー、都市を攻めるくら寿司 「100円皿」危機の中、各社の戦略は
ITmedia ビジネスオンライン / 2022年5月19日 8時0分
-
2つみたてNISA「やりがちな落とし穴」3選!早めに知っておきたいポイントとは?
LIMO / 2022年5月19日 14時50分
-
3サムスンスマホ、日本市場で大躍進も笑えない?その理由は…
Record China / 2022年5月19日 9時30分
-
4「不要な保険」はただの浪費!賢く付き合う5秘訣 「いまさら聞けない基本」を一挙に解説します!
東洋経済オンライン / 2022年5月19日 7時10分
-
5「楽天の会見後から契約者が急に増えた」…携帯料金「0円」廃止発表で他社に流出か
読売新聞 / 2022年5月19日 10時46分
ミッション中・・・
記事を最後まで読む

ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事を最後まで読む
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
