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ブラジル中銀、今年の経済成長率予想を3.2%に引き上げ

ロイター / 2024年9月27日 9時38分

 ブラジル中央銀行は9月26日発表した報告書で、2024年の国内総生産(GDP)が前年より3.2%増えると見込み、成長率予想を今年6月時点の2.3%から大幅に引き上げた。6月11日、ブラジリアで撮影(2024年 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジル中央銀行は26日発表した報告書で、2024年の国内総生産(GDP)が前年より3.2%増えると見込み、成長率予想を今年6月時点の2.3%から大幅に引き上げた。25年の成長率は2%に鈍化すると予測した。

ブラジル中銀は今月18日の金融政策委員会(COPOM)で2年超ぶりの利上げを決定した。利上げの決め手となったのは目を見張る力強さを見せている経済活動で、政策金利を10.75%に引き上げることを決めた一方で、引き上げ幅に言及することなく追加利上げの可能性を残した。

政策決定者らは金融引き締めに積極的なタカ派的な姿勢を示しており、11月の次回COPOMでは前回の2倍となる0.50%の利上げを決める確率が高まっていると予想されている。

報告書では、インフレが進むとの見通しが強まったのは「経済活動が予想よりも力強かったのが主因で、その結果として需給ギャップ推計が拡大し、通貨が下落し、インフレ期待が高まった」と強調した。

報告書によると、中銀は9月のインフレ率見込みを前月比0.57%とし、従来予想の0.21%から引き上げた。押し上げ要因として、家庭での食品価格の上昇と、深刻な干ばつによる電力供給への影響を背景にした電気料金の上昇を挙げた。

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